Mihoです。
この1週間子供が熱を出し、会社にもまともにいけない日々が続きましたが、復帰しました!やはり、家族と子含め健康第一ですね。
皆さんご存知かもしれませんが、2009年11月より開始した固定買取制度(FIT)の期限切れ(10年)が切れる『期限切れFIT』の太陽光が出てきます。
いわいる『2019年問題』です。
今まで40円近くで売電していたのが、5~12円/kWhとなります。それにより、大きく家庭用太陽光の位置づけが変わると考えております。
太陽光パネルはまた10~15年近く使えるため、PCSを一部更新して引続き利用する人が圧倒的多数となります。それで社会はどうかわる?のか、また何が一番お得なのかを検証したし、共有したいと思います!
◆FIT終わると電気を『売る』から、『使う』へ
2019年11月より、始まった固定買取制度は、家庭用太陽光の単価は、48円/kWhで始まりました。そしてその期限が2019年11月より、10年間が経過するのもが徐々に出始めます。
何もしなければ、電力会社の余剰買取価格である5~7円/kWh程度となり、小売電気事業者に売電先を切り替えると、8円~10円/kWhの単価で売電が可能となります。
単価は下がるけど、引続き、売電事業をする方も多いかと思います。
またその電気を買うべく多く小売電気事業者が自然エネルギー由来の電源として購入合戦が始まると思います。
しかーし、それはよーく考えると大変勿体ないことをしてます。
《一般家庭の電力使用量》
一般家庭の平均の電力使用量は、月に平均で約321kWhです。
下記のようになります。
つまり、平均30円近い電気を購入し、8円で電気を売ることになります。
大変、勿体無いことに気付いて頂けたと思います。。。
月30万円で掛けて保育園に預けて、8万円の収入を得るようなイメージでしょうか。
そこで下記の①と②を検証します。
① 蓄電池の検証
よーく考えられる方法は、
「蓄電池を用いて太陽光の電気を貯め、家庭用で使う」方法です。
蓄電池は一般の家庭用サイズは、約100~180万円程度します。
蓄電池を120万円で購入した場合、当然雨の日もあり、更に蓄電地の効率(蓄電及び放電)を踏まえると、月5千円程度の節約となります。
単純に回収まで20年を要するため、災害の備えとしての付加価値となりますが、決してお得ではございません。
② エコキュートの利用
これは、ヒートポンプといい、1のエネルギーを4~6に変える方法で、変換効率がガスや太陽光ではあり得ないエネルギー効率が100%オーバーとなる最も優れた家庭用のエネルギー機器です。
※外気のエネルギーを有効に活用できるため、100%以上のエネルギーを実現できます。
またこれは蓄電池と近い機能があります。
熱をお湯としと、貯めることが出来ますので、日中太陽光で発電した電気を、温水で貯める、お風呂等の温水に用いることが出来ます。
そのため、電気代は大きくは変わりませんが、ガス代が安くなります。
上記のように、今まで晴れている時間は売っていた電気を熱や電気として貯め、夕方や夜にその電気を使用するようになるでしょう。
◆FIT期限切れによる業界変化
上記で期限切れFITで電気を売るから使うへについて書きましたが、都市ガスの首都圏より、LPガスを用いた方がガス代が高いため、節約効果が大きく期待されます。
今までガスでお風呂の追い炊きをしていたのが、エコキュートで行うことにより、ガスの使用量が節約になります。
更に深堀すると、
LPガスの使用量は、一般的に給湯:料理⇒8:2
●通常
一般:月使用量 15Nm3
(給湯12m3+料理3m3)
料金:2000円+500円/m3×15m3=9,500円/月
●エコキュート設置
エコキュート:
月使用量 3m3+12×(1-0.66)=7.08m3
ガス料金:2000円+500円/m3×7.08=5,540円/月
電気資料量増:100kWh 増
※ガス代年間約47,520円削減、電気込年間24,608円削減
上記のように、ガス代が大幅に節約となります!!
しかし、料理の残りの2割のためだけにガスを使うかというと・・・
※ガスは基本料と従量料金と2部制の料金体系である為、2割(料理)の為だけに基本料を払ってガスを使うのは勿体ない。
オール電化にするとガス代が全く掛からないため(ガス代9,500円/月がなくなります)。電気代が上がりますが、それでも経済合理性が高くなります。
余談ですが、
蓄電池の家庭容量は、4~12kWhで
半日~1日分の電力を賄える蓄電池容量となります。
一方で、日〇社の『LE〇F』の電気自動車は
蓄電池容量は24kWhで
2~3日分電気を賄うことが出来ます。
しかも価格が車込みで350万円くらいで購入可能です。
元々車を購入予定で、蓄電池も欲しいと考えている方は一番コスパが良い方法です。
※結論
FIT期限切れ太陽光でFIT、世の中はこうなる!
☆約8円~12円/kWhの単価で買取合戦が開始
(ガス会社はオール電化への防衛を意図して買取を進める)
☆住宅メーカーや電力会社及びガス会社は、電気を使う商材を販売が促進
☆経済合理性の高い、エコキュートが売れ一部はオール電化化が進む
(特にLPガスが普及しているエリア)
☆蓄電池は販売が促進されるものの、一部お金持ちのみで普及(災害対策踏まえ)
☆自動車業界では、電気自動車+エコキュートの組み合わせが脚光を浴びる!
いかがでしたでしょうか。
私の推測ですので参考にしてみてください。
以上です。
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